ちばっちです。
とてもとても、個人的な感情でブログを書いています。
シリア紛争で日々世界の悲しいニュースは止まることはありませんが、
そこの世界と自分の世界はあまりにもかけ離れ過ぎていて、
ニュースが流れていたって、
「ふ~ん、さ、仕事行こ。」
と深く考えることをしていませんでした。
というよりも、なにを考えていたらいいかわからないし、
なにを思えばいいかもわからないし、
自分の生活にはなんの関係もない。
そんなことを無意識に思っていた。
ここ、ドイツ国際平和村には、
中東・アフリカの子供を中心に、紛争や、紛争が関する後遺症や病気・ケガに苦しむ子がたくさんいます。
それは本当にありとあらゆる世界中からで、そしてその症状も多種多様。
日々流れるニュースの、まさにその影響を受けている子供たちを前に、
「あ、あのニュースはテレビの中のことじゃなく、現実の出来事やったんや。」
と、不思議な気持ちになりました。
そして、もしかして自分はずっと勘違いしていたかもしれないことがある。
ずっと、
自分のような、当たり前の生活を当たり前のようにできる人が当たり前で、
世界の貧しい人々が少ない んだと。
でも、
自分のような、明日の心配をしなくてもいい人は実は世界的に見るとごく少数で、
明日生き延びることが精一杯な人々が大半なんじゃないかと。
子供が握ってくれたその手
自分の手と、彼の手
この触れた肌と肌の間に、とても大きな壁を感じた
一体、この気持ちはなんなんだろう?
悲しい寂しいと言う気持ちよりも、
とても申し訳ない。
誰に申し訳なく感じているのかわからないけど、
なんだかとても申し訳ない。
小さい小さい子供。
なんの事情も知らずに、病気やケガを負い、
なんの事情も知らずに、家族が暮らす母国から遠い異国に一人ぼっちで来て、
そんな想像もできない環境でさえ、
みんな楽しむことを選んでいた。
そして、きっと母国に帰れることを、みんな望んでいる。
僕たち日本人はもっともっと感謝すべきだ。
もっともっと世界のことを知り、人に馳せる想いを持つべきだ。
明日生きぬく心配をしなくてもいい、
趣味を持ち、夢を持つことができる。
祈ることしかできない、考えることしかできない人間にはなりたくないと思いながら、
ほんの少しのお金を寄付することしかできない自分に、少し情けなくなりました。
もっともっと恩返ししないとなあ、
自分を取り巻いてくれているこの環境に、
生かしていただいているこの世界に。
Author Profile
- 1987年5月20日生まれ。2016年1月から世界一周ハネムーンマラソン予定。自然派ダイニングBareGREENオーナー。初マラソンは2011年の「伊豆大島一周フルマラソン」。元々走るのが嫌いだったが、妻がキラキラ走る姿に影響され、マラソンの魅力に取り付かれる。
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