【巡礼完結・フィニステーラにて(Risa編)】

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フィステーラのアルベルゲ~サンティアゴ巡礼の本当のゴールがある岬まで3km。

あれだけ重かった荷物ももう持たなくていい。

あれだけ寒かった道ももう歩かなくてもいい。

朝早くにも起きなくていい。

でも…

岬

ゼロ

ああ、着いてしまった。
終わりたくなかった。

また明日からも荷物を背負って歩きたい、
寒い日も暑い日も歩きたい
朝早く起きて、毎晩寝袋で寝たい
巡礼の後半から二人で喧嘩もするようになった
半日喋らない日もあった

でも

2人で同じ道を一緒に歩かない日はなかった

道
毎日違う道を歩いた
何人の人に「ブエン、カミーノ!」と励ましてもらっただろう?
どれだけの景色に出会っただろう?

行ってみてよかった。
新しい世界に出会えた。

みんなそれぞれが違っていた

それが当たり前だった

一人ひとりが、小さな野望を持ち燃えて輝く星みたいだった

巡礼者
みんな強い。

巡礼は

自分の決めた距離を歩けばいい
巡礼するかどうかも自分で決めればいい

camino

雨だった、晴れだった。
笑っていた、機嫌が悪かった。

 

登った、苦しかった
下った、楽だった

 

泥道

色んな岩に当たった

小さな石が痛かった

楽しいこと、たくさん話した
小さなことでイライラもした

 

巡礼をはじめる日、こっそり目標を立てていました。
「自分のことより他人のことを優先できるようになりたい」

Risa

巡礼したからといって、人は変わるわけではないです。
岬に着いて、わかりました。

 

歩いたから「はい、いい人になれました」
そんな神みたいな話ではありませんでした。

でも歩こうと決めたことがよかったと思う。

歩くことそのものではなくて、歩いている間にたくさん得るものがあった。
捨てるものもあった。

行くまでは「行ってみたい、どんな世界かな?」と他人のストーリーしか知らなかった。

歩いて、自分のストーリーができた。

 

たくさんの人が応援してくれ、心配していた。
ハマってしまうほど、この巡礼が大好きでした。

ゼロ地点
ありがとうございます。

自分の身体、よく自然の中で耐えていた、豆をつぶして歩いて歩いて、背中が痛くて、、、
無事に辿りつけて、ありがとう。

 

そして一緒にハネムーン中に巡礼をしたちばっち。

ちばっち
毎朝、起きたら朝ご飯と昼食のサンドイッチを作ってくれてありがとう。
2人であたたかいシャワーを浴びるため急いだシャワー合戦やキッチン合戦、
すべて楽しかった。

 

 

過酷なハネムーンで巡礼仲間にもcrazyカップルと言われた、
でもそれが自分たちのスタイルだから嬉しかった。

挑戦してみてよかった。

「とりあえず黄色の→に沿って歩いてみよう。こっちかな?あっちかな?」
そんな会話がもう懐かしい。

矢印

これからも挑戦したい!と感じたものには挑戦しよう!
見た目や中身もはっきりとは変わっていないけど、
ありがとう過去の自分。

道

もう黄色の矢印はないけど、

歩き続けよう。
 
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Author Profile

Risa
Risa
フリーランスライター、留学Personディレクター、マラソン大会オーガナイザー。学生時代、カナダ留学中にチャリティースポーツに目覚め活動を始める。2016年1月より夫の千葉慎也と世界一周ハネムーンマラソン中。
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