サンティアゴ巡礼22日目・雨、晴れ、曇り、雨、晴れ…

ネグレイラ～オルベイロア

今日は33kmの道のり！いつも通りアルベルゲの中で一番に起き、
寝室からそーっと出て出発の準備。

ネグレイラの公営アルベルゲは２階建てで広くて快適でぐっすりと寝れた昨夜。

サリア～サンティアゴまでの道中は、アルベルゲのキッチンから調理器具がなくなったけど
サンティアゴ～フィニステラまでの道中はキッチンに調理器具が復活して大助かり。

外は霧がかっていて雨なのかよく見えないけど
今日の道のりは長い。
私達が出発する頃、
スペインからのカップルなのか夫婦が大胆に愛し合っており、、、
それはそれはどこに目を向けていいやら…と
困るのはこちらで本人たちは全く気にしておらず。。
本当にいろんな巡礼者がいて、みんな違う　と勉強になります。

今日の道に唯一一軒だけあるらしいCafeBarをまずは目標にGO!

歩いていると突然の雨。昨日からよく雨が降りますが
今日もすごい。。。
うまい具合にバス停を見つけ雨宿りをしながら５分雨宿りして
止んだらまた歩き出します。
その繰り返し。
今日はすでに何度雨が降ったか。。。

久しぶりに大雨にもなり、あたり一面草しかない場所にいたので
木を見つけて木に横雨を守ってもらい、、木に感謝。

雨が多いからか今日も虹が二回も見え、
虹を見ると心が和らぎます。
「うん、雨は降るもの。それが当たり前だし雨には逆らえない。」

と心に置き歩くことに。

晴れ→雨→晴れ→雨→曇り→雨……

多少雨が降ろうがもう驚きません。笑

St.Marinaという街でCafebarにやっと着いたとき、
まだお昼休憩なのにすでに疲労困憊。。。

毎日巡礼中一度飲む甘めのカフェが身体に染みます。

長い道のりで

「今日は公営アルベルゲではなくて私設のアルベルゲに行きたい」
と私達にしては大変な贅沢をしようと道中相談していたものの、、

いざ街に着くと私設アルベルゲにはキッチンがないということが判明し、
結局公営アルベルゲへ。

オルベイロアは「スーパーがない」と
昨日の夜に他の巡礼者とも情報交換をしていたし、

今日は牛小屋しかない街＞＜と

心得ていたのだけど
Barに併設している小さな小さなスーパーとも言えないくらいの一角にパスタの材料を発見。

少しでも食料を売っているならそれだけでも本当にありがたい！！
確かに小さい街だけどなんだかんだみんな満足し、床に就く。

しかし妙な出来事が。。。

石づくりのアルベルゲはひんやりしていて
寝付けないのか
夜中の２時に、

「SHINYA、SHINYA」
とちばっちを起こし
「はい、これ」
と　痛め止めシールを渡す韓国人巡礼者シーナ。

また15分後に
「SHINYA,SHIYA」と
寝ているちばっちに話しかけ
「はい、これ」
と湿布をくれたシーナ。。。ｗ

夜中のアルベルゲは巡礼者のいびきは聞こえるものの
みんな各自の寝袋にうずくまっているはず。

「シーナは夢遊病なのかもしれない。。。
寒くて慣れない場所で慣れないのかな。。。」
など謎の行動に悶々とし寝れなくなったちばっち。

翌日シーナに
「昨日夜中にSHINYAに湿布など渡したの覚えてる？」
と聞くと
「もちろん覚えているよ！SHINYAは足が痛いから
大変と思って渡したんだよ」と。＾＾

マイペースで優しい巡礼者。夢遊病かなと疑ってごめんね～。

さてさて、いろんな道を歩き、街を見た巡礼もいよいよ明日が最終日。

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Risa: フリーランスライター、留学Personディレクター、マラソン大会オーガナイザー。学生時代、カナダ留学中にチャリティースポーツに目覚め活動を始める。2016年1月より夫の千葉慎也と世界一周ハネムーンマラソン中。