前回のトフィーノマラソンに続きここもサーファーの街。
前回は「海の横のトレイル、山の中」を走りましたが
今回はどんなコースかワクワク♪
朝7時半にスタートのため5時に起床し、何よりも先に朝食を。
前日に買っておいたカステラとバナナ。
もっと食べた方がいいと思いつつなかなかお腹に入らずでした。
(次回はやっぱり3時間前には起床しないとと反省。。。次回って次いつ大会に出るのでしょう?w)
ホテルを出ると同じくスタート地点に向かう現地人ランナーの方に会い、
「今日は何キロ走るの?」「マラソン終わったらどこに行くの?」など
初対面で、スペイン語があまりわからないけど通じ合っている、そんなひとコマがあったり。
(スタート前に撮ったのですが後でよく見るとおもしろいランナーの方が!笑)
今日は400人くらいの参加者かな?と見渡しカウントダウン!
街全体に聞こえるほど大音量のMCで盛り上げてくれ、モチベーションも上がり
スタート!!
このスタート直後の元気満々な様子ったら♪徐々に変化していきます。笑
いつもコースは何回折り返しがあるかは、事前に調べて大体把握しながら走っています。
今回は3回折り返しがあるコース。
走り出してすぐに登り坂が出てき、
登ったかと思うとものすごい下り、序盤からアップダウンの日本の大会ではなかなかなさそうなコース。
よく見ると頭に傘をつけて走っている方が…熱中症対策でしょうか?斬新です。
折り返しの他にもう一つ、私が大会前に事前に把握するようにしているのが
「給水ポイントは何キロごとにあるか」
パリマラソンの時にものすごい暑さで喉がカラカラになった経験から事前に大会関係者に聞いたり
調べたりするようにしています。
今回は「3、4キロごとにある」とのこと。
そして出てきました!給水ポイント!
と思い、お水をいただくと、、、
。。。え?袋?水をビニール袋に入れてる!!
さすが南米!
どうやって飲んだらいいのかわからず戸惑いながら水を摂取。
袋を指で開けてしまうと溢れ出してくるので
針で穴をあけるくらい小さくあけるといいようです。
今回のマラソンでは5km、10km、21km、42kmの部がありましたが
分岐点で42kmに行く人が異様に少なく、
「え?こっちでいいの?」
と不安になりつつ進むとどうやらフルマラソン参加者はほとんどいないよう。
(スタッフの方の誘導はとてもアナログ。手作り感ある標識を持って示してくれています)
1回目の折り返しに行くまで、先が見えず登り坂ばかりで
暑くなってきた頃
赤い旗を発見!
「おーい、ここだよ~」と言ってるように見えます。
車が時々通る、何もない殺風景な道。
スタッフの方もランナーが来るまで心細かったかな~。
折り返した時にボードを持って、紙に折り返した人のゼッケン番号を記入されていました。
こちらもとてもアナログな方法です。
フルマラソン参加者が何人いるのか気になりスタッフの方が持っているリストを見てみると
たった「30人!」
ちばっちと
「30人しかいないよ~~~!!そんなに少ない大会初めて、不安だね~、、、」
と驚きながら。
二つ目の折り返しへの道を走っていると
「ここは道?」
と思うほどの舗装されていない道が出てき、、、
足が石にひっかかりなかなか進めず。。。
まだ半分も来ていないのに、、、ペースを落としながら進みます。
ぼこぼこの道の先に登り坂!
指先や足裏に負担がかかりこんなの走れない、、、とつぶやきながらも。
そんな道も
とにかく足を前に出し、体を前へ進めているといつの間にか4キロ進んでいて
「お?意外と速く感じるね!」
とこの先に待っている果てしない道をまだ知らない私達は余裕の発言をしながら
写真も撮ったり、
気持ちは軽やかに進んでいきます。
が、
21kmの半分を過ぎた後、
道は一度普通の道路に出たものの
車も通らない、給水もなかなかない、人の気配もない、
何より
風が強すぎて前に進むのが辛い。。。
曲がり角や応援も少なく
今まで出場した大会とは
全く大会の雰囲気が違いました。
なんだろう、、、ここはどこ?ワタシはダレ?
なんて思いながら道路の上にいました。
このあたりで時間も大分経ち、
暑いのか寒いのかよくわからない感覚に。
「カミーノ(2月にしたスペインでのサンティアゴ巡礼)みたいな道だね」
と言いながら、
ちばっちが初めてフルマラソンを走った
「伊豆大島マラソンを思い出すね。この風」
と言いながら、
そしてだんだん無言になり、、、、
25キロ地点、
「まだ25キロ?。。。あと何キロ走るの。。。」とフルマラソンの時、25km地点では
まだまだ元気なのに今回は心が折れそうに、、、
そんな時は給水ポイントに着くとほっとし、中学生2人だけでエイドを運営しているなんて感心、
ありがとう~と思いながら、水やバナナをいただきました。
今回の大会をそもそもエントリーする時に
「よし、フルマラソンエントリーしよう!」と言うちばっちに
「え~南米、ペルー、フルは大変そうじゃない?ハーフにしようよ~」
そんなやり取りをしていたことを思い出していました。
本当に42km行けるか、とりあえず30キロ以降のことはその時に考えよう
そんな自問自答が何回も繰り返され
長かった直線からいきなり
こっち と「→」コース誘導の矢印が地面に書いてある方向が変わり
一気に人が多い街の中心へ一度戻りました♪
人が多いと視線を感じるからか、ぐいぐい前へ進みます。
31km地点からまた街の中心から離れ、今度は逆側の街の端へ向かって続くコースへ。
ここまでで何度も書いた
「デコボコ道」「アップダウン」「暑さや強風(サーファーの街なのでさすが)」「人の気配のなさ」
が
なんとこのマラソンのラストに
全てが出てきました。
海の真横を走っていて
「こっちは太平洋、あの先は日本。。。もうすぐ日本に帰るんだなあ」と考えていたり
海岸沿いなので身体もベタベタしてき、
トボトボ進んでいると
後ろからランナーの気配がして
足を痛そうにしながらひたすら進み続けている姿を見て
「わ、私も頑張らないと!」
「えええ!ここに来て追いつかれる??絶対抜かされたくない」
と
辛さやしんどさは同じランナー同士。
ちょっとでも先に行こう行こうと
歩いているような走っているような感覚で
海岸沿いをぴょこぴょこ進みます。
ちなみにその頃ちばっちは・・・
「この道は早歩きをした方がいい気がする」と冷静に判断し
競歩並みの早歩きで私の前をすごい速さで、追いつけないほどの速さで歩いていました^^;
ようやく最後の折り返し、ゴールまで5キロになり
砂漠みたいな道だけど走れる!
と
速度を速め走ります。
距離表示。「40」までくると速度が上がります♪
ボランティアスタッフの方だって早く撤収したいはず!
今回はお腹が空いてしまったのでバナナを何度も食べました。
今回の大会では中学生くらいの方々が多かったです。
何時間も、影もない中、ランナーのために給水活動をしてくれて
ありがとうございます。
ゴール手前では他の観光客の方や
普段は「飴はいらんかね?ネックレスはいらんかね?」
と売り込みをしてくる地元の人も
「バモ!!バモ!ポコ、ポコ(ガンバレ、あと少し)」
と声援を送ってくれました。
この声援の中を駆け抜けるのは大好きで、
でもあと500m、300m、もう100m、、、、
終わりだ、
ゴール!!!
その瞬間日本人だからか、現地人よりも現地人みたいな恰好をしているからか
カメラやビデオをたくさん撮られ
その後「一緒に写真を撮って~」と列ができるほどの人気者になり、
たくさんランナーの方と
称えあいました。
このハネムーンマラソンとしては最後の目的地、ペルーでの最後の大会。
半年間で13個目の大会。
感動のゴールで涙が出てしまうかも!!!!!!!!
><。。。
そんなことを前々日、前日は思っていたのですが……
今回は大会後の夜ものすごい頭痛、酸欠のような呼吸になり
16時間寝てしまうほどの大会で
この半年で一番きつい大会だったようで
感動に浸る余韻なくゴールをしました^^;
ちばっちも放心状態。
でも、「絶対ゴールしたい!!!」
とどの大会よりも強く思っていたので
コースはキツくても
走ってよかったです、そして南米の大会はこんな感じなのだと前日のゼッケン受け取りから
見ることができたのでパカスマヨマラソン、来てよかったです。
今回のメダルはこの石のメダル。
翌日、運よくこのメダルを作ってくださった方にお会いすることができたので
またブログで書きます♪
ひとまず、ゴールしました!!
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Author Profile
- フリーランスライター、留学Personディレクター、マラソン大会オーガナイザー。学生時代、カナダ留学中にチャリティースポーツに目覚め活動を始める。2016年1月より夫の千葉慎也と世界一周ハネムーンマラソン中。
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