アメリカ、NY州バッファローマラソン(レポート)

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アメリカ、NY州にあるバッファローという街で開催された大会。

ここに来るまでマンハッタンなどがあるニューヨークシティ付近で行われる大会だと思っていましたが

バッファローはニューヨークシティーからバスで9時間。

さすがアメリカ、土地が広くて一つひとつの州が大きいです。

そしてあの有名な「ナイアガラの滝」を観にアメリカ側から行く際に通る街がバッファロー。

ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境にあるので街の湖や川沿いに行くとカナダの国旗が見え
車で20分ほどでカナダ。

そんな街、大会前日はほとんど街に人気もなく明日のマラソン大会に参加者が集まるのだろうか?
沿道の応援はあるのだろうか?

と思いながらスタートへ。

スタートは6時半と早く、どうやってスタート地点に辿り着くかが問題。
地元の方は車で家から向かっている様子。

バスなどの交通機関がこの早朝には走っておらず海外から来た私達は土地勘もないので不安になります。
前日にタクシーを手配したものの来ず、
3kmと少し、歩いてスタート地点へ。

3人で

アメリカに来てから真夏のように暑い日が続いていたのですが
大会当日は朝が31度、とスタート時が一番暑かったようです。
今回はちばっちの後輩がハネムーンマラソンにはるばる日本から合流してくれ、
レースにも参加。

スタート地点

彼の初めてのフルマラソンです。

そして
彼が着ているのが大会参加賞のTシャツ。
長袖です。

国旗
スタート前には国歌が流れたり
スタート地点、ゲート、大会カラー、etc…とアメリカ!という感じがします。

国旗を掲げて走っている人も。

さて、前日に静かな大会なのではないかという不安とは違い
フルマラソン、ハーフマラソン、リレーマラソンの参加者で8000人以上の参加者が集まっていました。

スタート時も花火が!スタート花火

朝も早くからコース上の住宅街や湖横など
多くの応援が!
応援

「朝早くから応援してるんだからあなたもガンバレ!」
などアメリカらしいユーモアのあるフレーズで応援してくれました。

暑い日だったので
コース上の住民の方が庭にまく用のホースで水をかけてくれたり、
あらゆるところでシャワーを浴びました。
ランナー

この大会、距離表示がマイル表記で
マイル表記
久々に走りながら頭で1マイル×1.6でキロ計算をしました。

※ヨーロッパではマイル表記は見たことがなかったです。

さて、今回は今月4つ目のマラソン大会

先週のコペンハーゲンマラソンを完走した時にすでに感じていたのですが
はっきりと目には見えないけれど、疲労骨折をしていること
マッサージなど行っているわけでもなく疲労が来ていること

バッファローマラソンはフルマラソンは走らない方がいいと感じていました。

そして、ちばっちが前日食欲もなく前々日も「味がしない」と言っており
これは危ないと判断。

悔しいけど、ハーフに切り替えました。

湖沿い

でもやっぱり、
6時間の制限時間を超えてもフルマラソンをゴールしてくるランナーを見ていると
感動と、
自分もあと21キロ走りたかったという悔しさで涙が出てしまいました。

ここまでうまく行き過ぎていた、
もしくはギリギりの状態をずっと保っていたので
今回だって無理をすれば間違いなく42.195kmを走れたと思います。

でも

まだ旅が続くこと
日本に帰ってからも走りたいこと

これまでもやめた方がいいという時にやめることができなかったことを踏まえ
勇気がいるけど、フルマラソンは走らない選択をしました。
ゴール前は多くの歓声に迎えられ、フィニッシュラインへ。

正直、ハーフだけだど全然疲れないので(いつもに比べ)
これでいいのか?と思いましたが

後輩のしゅんた君が今回、初フルマラソンにこのバッファローマラソンで挑戦しているので
応援に行こうと切り替えコース上へ探しに。
コース上

バッファローマラソンも東京マラソンなどであるように
「大会専用アプリ」があり
ゼッケン番号または名前を入力すると誰がどこを今走っているか確認することができます。
ゴールからすぐのハイアットリージェンシーホテルでWi-Fiを繋いで彼が何キロ地点を走っているか見て
応援へ。

コペンハーゲンマラソンでも大会専用アプリを観ながら日本から応援に来てくださった方に応援していただきました。
今度は自分たちが応援する番。

38.5km地点でしゅんた君を発見!

38キロ地点
両手のハイタッチも返してくれるくらい元気そう!

暑い中倒れないかと心配だったので一安心。

ちなみに初めてフルマラソンを走った彼の感想は

「これは、ハマる」

だそうです。

ぜひマラソンにはまってください。笑

誰かがハネムーンマラソンに合流してくれるとやっぱり嬉しいです♪

今回は私達二人は42kmを走れず落ちこみテンションも下がっていたので

しゅんた君がいたことで明るくなりました、むしろずっと笑っていられました。

こんなハネムーンもありですよ♪^^

またどこかで一緒に走れるといいな♪

ありがとう。

さて、走り終えてからしゅんた君が預けていた手荷物が
紛失し、探すため前日EXPOが行われていた会場へ行くと、、、

会場

何と会場がアフターパーティーに変わっており
無料でピザ、ビールなどがふるまわれており、

ランナーとランナーの家族などが楽しく大会後を過ごしていました。

ピザ

 

ビール

ヨーグルト、
フルーツ、

サービス
スナック菓子、
コーラや

コーヒーまでも。

コーヒー

走る終えると突然猛烈にお腹がすくので
嬉しいサービスです!

ラン後

ちなみに紛失した手荷物は預けたボランティアスタッフの方が持ってくれていて、受けとることができました。

(手荷物を預ける瞬間を写真に撮っていたので、
どのボランティアさんが事を知っているだろうと突き止めることができましたが
日本だとこんなのあり?と憤慨するところです。。。が、イエーイ!とハイタッチして終わり。w。。。
日本はまじめすぎ?!)
※手荷物預けはコンベンションセンター内でするのが正解。スタート前やその付近で預けることができたのは
ボランティアスタッフ同士のオペレーションが統一されていなかったからできてしまった…ということです。

ミスNY

ミスNew Yorkも応援&活動にかけつけていました!

給水でもネナジージェルをもらえたり総合的には、予想より豪華な大会だったかなあと思いますが

やっぱりこの暑さで開催するのは海外ならではのような気がします☆

 

翌日、バッファローの街を歩くと人気がない街に戻っていました。

街
昨日にぎやかで大勢のランナーがいたのが嘘のよう。

マラソン大会は一年のうちでも一大イベントのようです。

5月は

スイス・ジュネーヴマラソン

ラトビア・リガマラソン

デンマーク・コペンハーゲンマラソン

アメリカ・バッファローマラソン

と長かったようなあっという間だったような濃い月でした。

6月は無理なく休憩しながら旅をしようと思います。

でもやっぱり大会を見つけたら走りたいですが^^;

 

アメリカでも、「半年ハネムーンに行くのは日本では普通なのか?」と聞かれました。

あと1ヶ月と少し、

応援ありがとうございます!!

バッファローマラソンホームページ→http://www.buffalomarathon.com/
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海外でマラソンを走っている僕たちが、熊本地震に対してできることをいろいろと考えましたが、海外にいる今の僕たちには出来ることは限られています。ですが、走ることが結果として誰かのためになればこれほど幸せなことはありません。
今月は、ジュネーブマラソン(スイス)、リガマラソン(ラトビア)、コペンハーゲンマラソン(デンマーク)、バッファローマラソン(アメリカ)の4つの大会で夫婦で笑顔で一生懸命走ります!

 

 

 

Author Profile

Risa
Risa
フリーランスライター、留学Personディレクター、マラソン大会オーガナイザー。学生時代、カナダ留学中にチャリティースポーツに目覚め活動を始める。2016年1月より夫の千葉慎也と世界一周ハネムーンマラソン中。
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